君との期待値

足もガクガク震えた。



ドキドキしすぎて、意識が遠くにあるようなきがする。



赤羽くんはどんな顔をしてるだろう。



怖くて、顔が見れない。


「俺……バレンタインでいいって言わなかった?」



「その……そんなに待てなくて……。やっぱり好きだし」



呆れてる?


怒ってる?



そんなことが読み取れないくらい緊張して震えてる?



けど、言えた。



私の気持ち、言葉って形で表せたんだ。



よかったって気持ちはあるけど、同時にここから逃げ出したくなった。



黙り込む赤羽くんと、沈黙が怖い。



身体中が緊張してて動かない。



呼吸をするのもいっぱいいっぱいだった。



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