Milk teA KiiS
―沙羅ちゃんへ
手紙なんか書くの
初めてだから
何書けば良いか
全然分かんないや。
とりあえず
色々迷惑かけて
本当ごめんね。
初めて話た日から
最後に話た日まで
思い返せば多分
うざかっただろぅな
ってことしか
してない気がする。
だから、ごめん。
今更かも
しれないけど
実を言うとさ
俺、沙羅ちゃんと
話す前から
沙羅ちゃんのこと
知ってたんだ。
ってかこっちの
学校来る前から
知ってた。
前の学校から
こっちに来ること
決まった次の月
くらいだった
気がする。
仲良かった奴がね、
こっちの学校に
すげぇ可愛くて
とにかく美人な子が
いるって騒いでたんだ。
正直あんまり
興味無かった。
だってほら、
俺可愛い子には
目がないけどさ
女の子にはみんな
平等にしてきたし
特別な子なんて
いなかったし、
つくる気だって
無かったから。
にも関わらず
そいつに強引に
連れてこられた
こっちの学校の
文化祭で
沙羅ちゃんを
見つけた。