あたしの執事くん?!
「おら、どけよ」
「え?」


目をあけると、

あたしは椿の上に乗っていてた。


「あっごめん!!」
「ったく…」


び、びっくりした~。

椿があたしを庇ってくれたんだ。


それにしても、

イイにおいだったなあ…。


って!変態発言!!


「おい、今日はこれで終わりにするぞ」
「へ?…うん」
「カギ閉めしてくっから、先に外でてろ」


椿のことだから、

休んでんじゃねー!とか言って

またやるのかと思ったぁ。


外はもう暗くなっていて、

時計を見るともうすぐ夕食の時間だった。









「…なんで俺、ドキドキしてんだよ。あんなやつに…」





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