Voice

「ごめんなさい、バスがなかなか来なくて…」

自分の部屋に逃げようとする私の腕を、慎二がつかんだ。

「嘘だろ」

「嘘じゃないよ」










「男?」

「え……?」

「男と会ってたんだろ!!」

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