だから感謝してる


先に手を離したのは私



「…何言ってんの?」




奴にあんな顔をさせてしまうなんて



「ごめん、無理。」




奴は何も悪くないのに





奴に相応しくない自分が大嫌いだった



強く、なりたかった



彼の支えになりたかった



私は弱すぎた




奴の見る未来を一緒に信じたかったけど




自分にずる賢くなれなかった
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