年上彼氏*短編*
そういえば、携帯。
ストレッチの最中に思いだし、バックから取り出す。
点滅する携帯を開くと、沢山の着信とメール。
その着信は全て仁からのものだった。
「…うそ、なんで?」
一番上のメールを開く…
『ずっと待ってる』
どうゆうこと?
辿るようにメールを見ていく。
『会いたい』
『ちゃんと話たい』
『誤解なんだ』
『話だけでも聞いて』
『夏希』
『待ってる』
あの仁からの信じらんないメールの数々。
とうとう一番最初に送られてきたメールを開く。
『ごめん、ちゃんと会って話したい。夏希ん家の隣の公園で待ってる』
このメールは5:00に送られてきていた。