君がいる限り。
「自殺?本当に?」
「・・・・。うん」
誰とも喋りたくない状態なのに、君となぜか喋ってしまう。
ーパンー
何が起こったのか分からなかった。
でも、君は泣いていたんだ。
「どうして?どうしてそんな事考えるの?」
ほっぺが熱くジンジンする。
君に叩かれたから。
君がなんでそんなにも怒ってるのか分からなかった。
「嫌になったから。生きることが」
「何で?生きたくても死んでしまう人はいっぱいいるんだよ」
今の僕には、きれいごとを並べてるようにしか、
聞こえなかった。
「生きてて何が楽しいの?」
僕がずっと疑問に思っていたことだ。
「何が楽しいって。・・・・」
答えられないじゃないか。