君がいる限り。
「答えられないじゃないか」
「・・・・っ。何が楽しいって人それぞれだよ。」
「私の場合は、この青い空見てるだけでも楽しいかな」
そういって、君は空をみあげる。
「君はないの?そういうの。」
あるわけがない。
「・・・・。ない」
「どうして?」
「別に。」
「なんで自殺すんの?」
「死んだら、親が悲しむじゃん?」
「親とか、幼いときに死んだ。」
「・・・・っ。ごめんなさい」
なんで謝っているのか、僕には分からなかった。
「何で謝るの?」
「だって・・・・。」