メルヘン侍
「一度、全部1ページ目と2ページ目を、めくってみた方がいいです。

そこから、学べるかどうか? 問題は読む側、学ぼうとする側なんじゃないですかね?

ウケる小説の書き方とか、それをおしえる先生とか師匠とかの話に戻りますが、

実はオレも言われたいの

書き方講座とかもしたい

ホントは呼ばれたいの!

是非呼ばれたいの!

辛口板の5辛も立てたことだし

えらそうにしたいの

メルヘンナマタ委員長とか

ナマタ少佐とか

ナマタ宇宙伯爵とか


どれがおもしろいのか

どうゆうのがいいかを教えて欲しい。

知恵を貸して欲しい。


いや、ホントは、どーでもいいんですよ

呼び方とか名前は自由だし。楽しかったらいいんです。

で、

本当にかしこい人ってのは、学ぶ側。小説も実は書くよりも読む側だったりするのです。

どんなものからでも学べる人、吸収できちゃう人が素敵な人なのです。

橋の上から水に映る肉をくわえた犬に向かって

「ワン!」と吠えるバカ犬からでも、学ぼうと思えば学べるのです。


なにか話の最中にでも、ドキリとしたひとは

なぜドキリとしたか?

どこにドキリとしたか。


それは、読み手の想像力と

考える角度、時間の長さと

そして深さ、そのものだと思う。


それがそのままズキズキとキズになり

痛むのかも。

それがセンスであり、才能であり資質かも・・・

資質の大きさ深さが

ハァハァ・・・

キズの深さとなって・・・

ふぅー

ふぅー

さて・・・、どこか斬れましたか?」


『え? 全然 』

「そうですか」

『途中から

何がなんだか

さっっっぱり意味がわからんかったよ』

「すいません」

『次は別な物を斬ってみようか』

「はい」


なぜか途中から暴走してしまったメルヘン侍。

そこに、底が見えない恐ろしさと

ばかばかしさを感じるご隠居であった。

つづく。 たぶん。

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