枯れた心に愛を


「なんでって、4人とも客寄せられそうじゃん♪」


「お客さん連れてきたらゴールしちゃう人が増えるじゃない!?」


「リスクを背負ってる方が燃えるよな?」


高崎がクラスの皆に聞いた。


「うんうん♪」


「客ばかり楽しまないで自分達も楽しまなきゃ♪」


「委員長も納得してるし♪」


「先生方はぁ?」


「ミッキーもだめ?」


昨日のばあちゃんのあだ名がみんな気に入ったらしく使ってる


「ミッキー言うな。…でもまぁ、良いんじゃん?」


「み…桜木先生!?」


危うく名前呼びそうになったじゃん。


「最後の学園祭だからいいじゃん?羅葡ちゃん?」


「パッ…パワハラです。」

「ふっ♪悪かったな。そう言えば、海で一緒に居たイケメンの彼氏とはいかがカナ?」


嫌味笑いの光希。


「水澤が彼氏出来た?」


「マジ!?」


「次何時まで持つか?」


「どんな彼氏!!」


「格好よかったぞ♪俺並みに☆」


「自分で言っちゃうなんて馬鹿じゃん?」


クラス中が大笑い。







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