枯れた心に愛を
そして、学園祭までの一ヶ月は勉強と両立で頑張った。
そして学園祭当日。
大繁盛のウチのクラス。
私たち4人はてんてこ舞、毎日の積み重ねで血が……。
皆が楽しくやってるのに倒れるわけには行かない。
キーナは休んでて良いって言ってくれるけど1人でやれる物じゃない。
「じゃ〜サグレブに血、貰ってきなさい」
そうすることにする。
光希を探してたら水澤家の皆が来ていた。
「羅葡♪」
抱き着いてきたまさおを親父が剥がした。
「まさお、くっつきすぎ」
「いいじゃんいいじゃん♪」
「ばあちゃんもじいちゃんも来たの!?大丈夫?」
「孫の最後の学園祭見たいし。まさおさんが行くって聴かないから」
「変装は完璧でしょラブリー」
「この声…遠江雫よ〜!?」
「滝様も居るは」
オーラが違うんだって…。
「水澤の彼氏って格好良すぎじゃねぇ?」
「えっ!!」
まさおを見て言う高崎
「そうですね♪双子ですか?」
委員長まで。
「はっはっはっ。羅葡の彼氏だとよ。セナ悔しいだろ?」
本当に悔しがってる