枯れた心に愛を


奈々はまだみたいだ


「どぅした?」



「終わったら話す///」


「うん♪カラオケ行こう」


ずっと上の空だった。
HRの時間、ボーッとし過ぎで桜木に怒られた。



「水澤?明日から夏休みだからって今から気分に乗って妄想してんなぁ?終わったら進路相談が有る事忘れんなよ?他の奴も羽目外して俺に迷惑かけてくれるなよ?只でさえ忙しいのに♪じゃぁ〜これでお仕舞い。日直ぅ」



「きりーっつ」



「れい!」



「さようなら〜」




直ぐ、2人が駆け寄ってきて、

「大丈夫?進路相談って何?一緒に行く?」


「何とか大丈夫だょ」


苦笑いをした。
心配してくれたけど先にカラオケ屋に行かせた。











“コンコンッ”


「いいょ♪」


「先生、私じゃなかったら……」


キーナが居た。













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