枯れた心に愛を
「ごめんなさい」
「!?」
何?
「大人気無かったわ。日常生活のストレスを貴女にぶつけた。手に入らない物が手に入る貴女が羨ましく思えて…」
「ううん♪コッチも貴女のお陰で進路が決まったし♪お相子って事で♪」
「そぅ…ぁ…のさぁ」
「うん?」
「血とか抜きで友達になってくれない?」
思わぬ出来事だ。
でも、超嬉しい♪
バンパイアの友達は初めてだ。
「うん♪宜しくねキーナ☆」
「うん♪じゃぁ〜私はお邪魔だから退散するわ」
「羅葡?」
「まさおがね会社継いでくれって。だからやってみようと思ったの」
まともに顔が見れない。
今までに無いドキドキ感を感じる。
「緊張し過ぎで無い?」
図星を突かれ赤面する。
「用が無いなら帰る」
帰ろうとしたら
手首を掴まれた。
「帰りにもう一度会いたいなっと思った事は用事に入らない?」
桜木の指が私の指を絡ませてきた。
ドキドキがMAXだよ。