秘密の恋 〜私の禁断〜 上
「……そ…それさ、本当の話しなの?嘘ついて同情をかいたいんじゃ…」

「ちげーよ!!」



………なんで私が怒られるの。
まじムカつく!!!



「わかんないじゃん!!!」

「わかるよ…」


ポケットから携帯を取り出して私に見せてきた。


ん…?


写メ付きのメール。


その写メには手首に血が滲んだ…傷口を見せ付けるかのような写メだった。


「……はっ?何これ…。気持ちが悪い。」

「そんな言い方…」

「だって……。ストーカーでしょ!?これ、おかしいよ!!自傷癖があんじゃん、この人!!」

「でも…こんなの見せられたら…俺。」





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