秘密の恋 〜私の禁断〜 上
車内は一気に凍り付いた空気が流れた。


言っちゃった…最低…最低って言っちゃった。




勇気は怒ってるのか、悲しいのかそこから口を開かない…。




なんか言ってよ。



自然と車は元のコンビニに戻っていた。



ねぇ…




このまま私を車から下ろしたら、私の恋が…2人の恋が終わっちゃう気がしない?


勇気はいいの?


それでいい?




それとも、そんなにカナコさんが大切?




何か言わないと、きっとこれで終わりだよ。




< 246 / 312 >

この作品をシェア

pagetop