worlds of last generationシリーズ 第一部
いや――
むしろ日に日に恐怖感が増している。
「この対抗戦の指揮…私に一任してもらえないかしら?」
眼鏡の奥に秘める、悪としか呼べない眼光を宿した微笑みで…美夜那はクラスメイトを見つめていた。
嗚呼…
やっぱり言うと思ったんだ。
何と無く嫌な予感がする。
こんな風に、美夜那が積極的な時は何時も嫌な事が起きるんだから。
そう思いながら、人影に隠れて小刻に震える。
否――震えを抑える事が出来なかった。
私の位置からは、美夜那達の会話は聞こえない。
けれど確実に進んでいく作戦会議に、軽く恐怖を覚えながら…早くこの授業が終わる事を祈った。
「十分経ったので、これより模擬戦を始める。各自指定された場所に移動しなさい」
野太い体育教師の声が、霞んで聞こえる。
それでも何とか聞き取れた私は、皆と一緒に歩く事が出来た。
少しだけ歩いた場所に、指定された切株があり私達は各チームに分かれてフォーメーションを組む。
「それでは始める。各チームに武器を転送する、受け取ったものから行動する様に」
そう言い終わると、切株に私達を除く人数分の武器が現れる。
皆は一斉に武器を取ると、各々違う方角へと進んでいった。
むしろ日に日に恐怖感が増している。
「この対抗戦の指揮…私に一任してもらえないかしら?」
眼鏡の奥に秘める、悪としか呼べない眼光を宿した微笑みで…美夜那はクラスメイトを見つめていた。
嗚呼…
やっぱり言うと思ったんだ。
何と無く嫌な予感がする。
こんな風に、美夜那が積極的な時は何時も嫌な事が起きるんだから。
そう思いながら、人影に隠れて小刻に震える。
否――震えを抑える事が出来なかった。
私の位置からは、美夜那達の会話は聞こえない。
けれど確実に進んでいく作戦会議に、軽く恐怖を覚えながら…早くこの授業が終わる事を祈った。
「十分経ったので、これより模擬戦を始める。各自指定された場所に移動しなさい」
野太い体育教師の声が、霞んで聞こえる。
それでも何とか聞き取れた私は、皆と一緒に歩く事が出来た。
少しだけ歩いた場所に、指定された切株があり私達は各チームに分かれてフォーメーションを組む。
「それでは始める。各チームに武器を転送する、受け取ったものから行動する様に」
そう言い終わると、切株に私達を除く人数分の武器が現れる。
皆は一斉に武器を取ると、各々違う方角へと進んでいった。