worlds of last generationシリーズ 第一部
「ついでに此方もだからね?逃げ道ないよ」
弥生ちゃんもさっきまで私達が居た、雑草のある方向を塞いでいた。
「観念しなさい木刀兵」
そして後ろで仁王立ちする私。
うろたえる彼は、必死で逃げ道を探している様で滑稽だった。
けれどある方面に目を向けると、にやりと笑って走り出す。
「逃げ道がない?はっ!!笑わしてくれる…こんなに簡単に通れる道がまだ残ってるぜ!」
そう言いながら木刀を構えた。
彼が走る方向には、美夜那達が佇む。
一気に加速して木刀を構える。
けれど一向に避けようとしない三人を、私も助けようとは思わなかった。
「くたばれ!!久藤美夜那!!俺の純情を切り捨てた罰と知れ!!!」
言うと同時に振り下ろされた木刀――
一瞬の静寂ののち…聞こえた音。
その刹那、地に横たわる木刀兵を見やった。
「――愚かなり、木刀兵」
そう言ってふっと笑う私に、皆が笑い出す。
「さっきっから何なの!?貴方の口調では無いわよ由亜」
クスクスと笑いながら指摘する美夜那に、弥生ちゃんも笑う。
「渋くて良いでしょ?」
そう返せば男子達は陥落した。
「だけど深月も惨い事するよな!わざと相手に逃げ道を渡して希望持たせて、一気に叩き落とすとか…俺なら泣いてるぜ」
藍川も人が悪いぜ。
泣き真似しながら鴫野が言う。
弥生ちゃんもさっきまで私達が居た、雑草のある方向を塞いでいた。
「観念しなさい木刀兵」
そして後ろで仁王立ちする私。
うろたえる彼は、必死で逃げ道を探している様で滑稽だった。
けれどある方面に目を向けると、にやりと笑って走り出す。
「逃げ道がない?はっ!!笑わしてくれる…こんなに簡単に通れる道がまだ残ってるぜ!」
そう言いながら木刀を構えた。
彼が走る方向には、美夜那達が佇む。
一気に加速して木刀を構える。
けれど一向に避けようとしない三人を、私も助けようとは思わなかった。
「くたばれ!!久藤美夜那!!俺の純情を切り捨てた罰と知れ!!!」
言うと同時に振り下ろされた木刀――
一瞬の静寂ののち…聞こえた音。
その刹那、地に横たわる木刀兵を見やった。
「――愚かなり、木刀兵」
そう言ってふっと笑う私に、皆が笑い出す。
「さっきっから何なの!?貴方の口調では無いわよ由亜」
クスクスと笑いながら指摘する美夜那に、弥生ちゃんも笑う。
「渋くて良いでしょ?」
そう返せば男子達は陥落した。
「だけど深月も惨い事するよな!わざと相手に逃げ道を渡して希望持たせて、一気に叩き落とすとか…俺なら泣いてるぜ」
藍川も人が悪いぜ。
泣き真似しながら鴫野が言う。