%完璧なケータイ小説%

俺は、看護士にその女性を離す様、

目で合図をした。

救急の現場で、

身内が治療の邪魔になる事は良くあることだった。

ストレッチャーを押しながら、

俺は必ず助けてやるからな、

と、その少年に誓った。


と、


「おい!

CPAじゃないか!」


俺は大声で叫んだ。

CPAとは、心肺停止のことで、

放置すると命の危険がある。

一刻も早い蘇生が必要で、

たとえ助かっても、

脳に酸素が回らない状態が

長く続けば、

植物人間になったり、

後遺症がのこったりする。


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