好きだから、別れよう。
私の頭に手を置いたまま、マサキさんが真剣な顔で私の顔を覗きこむ。
「アヤ。いいか?ここは夢の国。だから、現実的にお金のこととか考えなくていいの。わかった?」
なんだか無理矢理な説明に、私は不意をつかれて「はいっ」と返事をしてしまった。
「よーし、いい子。思う存分楽しもうな!」
「うん!!」
私達は、色々な乗り物にチャレンジした。
ビッグサンダーマウンテン、スペースマウンテン、カリブの海賊、ハニーハント。
人が多かったから、乗れそうな待ち時間のものからなんとか乗っていった。
絶叫系は怖かったけど、マサキさんが手を繋いでくれたから頑張れた。
それどころか、思いっきり叫んで気持ちがスッキリしたみたい!
楽しいなぁ。
ホント、ここは夢の国。
マサキさんとずっとこうして、一緒にいられたらいいのに…。
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