好きだから、別れよう。



「……?」



ゆっくりと右手を開くと、そこには…





「…え?どうして…これ……」



私が欲しいと思っていた、あのストラップ。



私の右手には、ピンク色の指輪をはめてハートの半分を形作っている、ミニーのストラップが載せられていた。





「アヤ、それ欲しかったんでしょ?そーゆーときは、遠慮しないで言うの!」



マサキさんは私のおでこに優しくデコピンして、自分のケータイを取り出した。



「ほら、おそろい」





マサキさんのシンプルだった銀色のケータイには、既にミッキーの手のストラップがつけられていて、

私はなんだか涙が出そうになった。








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