【企】逆ホワイトデー





『なんだよ…

お前は結局手伝ってくんねぇーんだ…』


最終手段。

すねてやる。


そんなに俺のことを責めるならすねてやるんだから…



『いや…そんなことは一言も言ってねぇだろ?

ただ、なんで俺が呼び出さなきゃいけないのか聞いてんの。』



『だってさ、お前くらいしか手伝ってくれなさそーじゃん』


そう言うとまっちゃは大きな溜め息をつく。



『分かった。

お前のためだもんな。


手伝ってやるよ』



『さっすがまっちゃー!!

マジ助かる!!』


俺はまっちゃの肩をバシバシ叩く。


コイツがいてくれなかったらどうなってたかな。






< 11 / 25 >

この作品をシェア

pagetop