【企】逆ホワイトデー
『なんだよ…
お前は結局手伝ってくんねぇーんだ…』
最終手段。
すねてやる。
そんなに俺のことを責めるならすねてやるんだから…
『いや…そんなことは一言も言ってねぇだろ?
ただ、なんで俺が呼び出さなきゃいけないのか聞いてんの。』
『だってさ、お前くらいしか手伝ってくれなさそーじゃん』
そう言うとまっちゃは大きな溜め息をつく。
『分かった。
お前のためだもんな。
手伝ってやるよ』
『さっすがまっちゃー!!
マジ助かる!!』
俺はまっちゃの肩をバシバシ叩く。
コイツがいてくれなかったらどうなってたかな。