【企】逆ホワイトデー
【キーンコーンカーンコーン】
な、鳴ってしまった…
運命の鐘が…
急にドキドキの速さが増す。
おい、俺。
これ以上速くして、死ぬつもりか?
なんて自分に冗談を言いながらなんとか平然を装っていた。
『ハチ、当たって砕けてもいいから全力でぶつかって来いよ』
今まで俺をバカにしていたまっちゃは俺の胸に拳をぶつけた。
そして笑う。
俺は鞄を持ち、教室を出た。
まだドキドキと心臓はうるさいが、気にしない。
まっちゃのあの言葉。
俺の告白は砕ける確率のほうが高い。
でも全力でぶつかってやる。
待ってろよ!美崎!!