【企】逆ホワイトデー
や、やっべぇ…
もうあと30分で授業終わんじゃん。
時間が過ぎていくにつれ、俺のドキドキは大きくなる。
初めはただドキドキするだけだったのに、
次第に足が震え、手までも震える。
マジ俺、度胸なさ過ぎ。
たかが告白。
うまく行くなんてこれっぽっちも思ってない。
だって相手は学校1可愛い美崎なんだ。
俺なんか眼中にもないだろ。
だから、うまく行くはずがない。
俺が今回の告白を決めたのは次へ進むためなんだ。
17歳にして初恋を経験した俺が次のステップに進むためなんだ。
『ばーか
緊張しすぎなんだよ、ハチ』
俺の様子に気づいたまっちゃはそう言って笑った。
『何?お前はハルちゃんに告るとき緊張しなかったワケ?』
俺がそう言うとまっちゃはふっと笑った。
『緊張しねぇーワケないだろ?
むしろ、緊張しないヤツの気がしれないな。』
まっちゃは俺を見る。
やっぱり、緊張するもんなんだな。
『ま、でもお前ほど俺は緊張しなかったけど』
と、言ってケラケラ笑うまっちゃ。
『うっせぇー』