Secret love.
ふふっ。ホントに単純な可愛い子だ。
なんかこっちまで楽しくなってきた。あんなこと言ったけど、実は繭ちゃんと祐真の仲が悪くなってそれを一番喜んでたの俺なんだよね。


俺にも可能性はあるかな?


ゲーセンに着くと繭ちゃんはより一層元気になった。


「繭ちゃん、どれほしい?」

「あ〜迷います〜!」

「どれ?ほしいもの言ってみて?」

「じゃ…じゃあこのクマさんで…」

「よし!俺が取ってあげるから待ってて」





無事クマのぬいぐるみを取り終えた俺はそれを繭ちゃんに渡した。





「うわぁ!すごっ!ありがとう!!」

「やっといつもの繭ちゃんに戻ったね」

「え?」

「ううん、なんでもないよ」


「そーっすか」

「他に欲しいものないの?」

「もうこれで十分ですよ、ありがとうございました」





さて、少しは立ち直ったみたいだから一安心か。

このまま俺が連れ去ってもいいんだけど繭ちゃんも祐真も困るだろうしなぁ〜…。年上ってのも楽なもんじゃない。

第一まだ二人は別れてないし。
やっぱり俺の付け入る隙はないのかな。
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