学級委員様!
序章 はじまりました。
「……ということで、良いですよね佐藤さん?」


「へ?」


しまった。バリバリ寝てた。


「い、良いと思います。」


適当に答える私。


てか、何で指された?


「では、後期の学級委員は佐藤さんと浅倉さんに決まりました!」


パチパチパチパチ……


盛大な拍手と共に、私は意識を瞬間的に取り戻した。


……いま何て言った?


……学級委員?


……佐藤さんって……


「私!?」


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