恋するシンデレラ
ーーーガシャン
自転車置き場に止め、歩き出す。
雲一つない青空。
太陽が直接照りつけ、汗が伝う。
タオルで暑さを拭い、階段をゆっくりと上がる。
「・・・・・・え?」
ドアを開けると。
そこには、私の想像と全く違う景色が広がっていた。
「おー、遅かったな。」
「あ、おはよー。」
「うーっす。」
ガヤガヤと、騒がしい教室。
クーラーがついているのに、熱気を感じた気がした。
違う。
私が想像してたのは・・・
今までと同じで私が一番乗りで。
そこから、少しずつ人が増えて。
最後にあいつがのんきに入ってくると思ってたのに。
なのに。
なんで。
「何突っ立ってんだよ。
練習すんぞ?」
なんで優斗までいるの?
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