恋するシンデレラ
私が陰口を言われていた事を知っているからか、人がいる所では手を繋がない。
何だかんだで気を遣ってくれてる。
そんな優斗が好き。
・・・・・・けど。
人、多すぎない!?
さっきより、更に増えた気がする。
人混みは苦手。
時にはイライラしちゃうほど。
・・・・・・あー、
早くここから抜け出したい。
なんて、思ってれば。
「掴んでろ。」
と、振り返ってまた前を向いてしまった優斗が腕を差し出す。
え、掴むって・・・・・・
腕?
え、どこを掴めば良いのかわかんない・・・。
パニック状態の私は、勇気を振り絞って
袖を掴んだ。
また振り返った優斗は
ふっ、ととびっきり優しく笑って前を向いてしまった。
・・・・・・好き。
今日、何回思ったかわからない。
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