恋するシンデレラ
「ほら。」
そう言って差し出してくれてるのに、
「怒ってないよ。」
素直になれない私。
いつになったら可愛くなれるんだろ。
ありがとう、って貰えばいいだけなのに。
「いーからっ。」
ぱくんっ。
口まで運ばれれば、反射的に口を開けてしまい・・・・・・。
今度は私があーんしてしまった。
「な、美味いだろ?」
恥ずかしさに耐えながらこくんと頷けば、嬉しそうに笑う。
天使みたい。
思わずそう言いたくなるような、眩しい笑顔を向けられる。
ダメだ。
完敗です、私。
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