セカンドガール〔美容師に恋した春〕実話
「じゃあ、髪を伸ばしていきますね」


お姉さんと話しながらも
目はキョロキョロと彼を探してしまう。


もう、自分の店に帰っちゃったのかな?




その時―――


「手伝いますね、森です。よろしくお願いします」


あっ!やっぱり森くんだ。

2年前と変わらずカッコイイ!



心臓が一気に高鳴る。



年齢は同じくらいかな?

それとも年下かな?
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