セカンドガール〔美容師に恋した春〕実話
「彼はね~メンズ店の方から、忙しい時だけ手伝いに来てくれるの。たまにしか来ないけどね」

お姉さんが紹介してくれた。



うん、知ってる。

2年前に話したもん

あの時はそんなに喋れなかったから、今日はいっぱいお話したいな。



3人で少し雑談をした。

テレビの話しとか
猫と犬、どっちが好きかとか


「では、後は森くんに任せるので」
そう言って、お姉さんは他のお客さんの所に足早に駆けていった。



2人きりになって

緊張はピークに達した。


会話が途切れる。
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