セカンドガール〔美容師に恋した春〕実話
「梨華ちゃん、さっき話してたDVD貸してくれない?」
優くんが話しかけてきた。


「いいけど、どうやって?」

「ケータイ教えてよ、赤外線しよ」

「うん、いいよ」


ケータイを取り出すと
森くんが急にあたしの肩を抱いてきた。

優くんに背を向ける形で奥へと連れてかれた。




壁に手をついて、あたしを覗き込む
顔がすごく近いところにある。

「優のコト気に入ったの?」

「…別に」


泥酔してるせいもあるのか
手がいやらしく私の腰やお尻を撫で回す。


「また遊ぼうよ」
と言いながら耳にキスをしたり
下半身を押し付けてくる。


あたしはその手を振り払う事ができない

心の奥にしまった感情が呼び戻されて
心臓が騒ぎ出す。



その時――
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