この想いを君に…
「じゃあ、何かあればすぐに連絡するから」

お風呂から出ると、パパが夜中なのに出掛けようとする。

「気をつけて…!」

ママは泣きかけていてそう言うのが精一杯だ。

「どこへ行くの?」

玄関に行ってあたしはパパに聞く。

パパは一瞬、俯いて言うのを躊躇った。

「…病院」

嫌な胸騒ぎがし始めた。

「…なんで?」

騒がしい玄関の雰囲気に知樹、泰樹、桜が起きてきた。

「光が事故ったんだ。
お前を送ってからしばらくして」
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