この想いを君に…
適当に回ってパパがいる所に向かった。
パパはいつの間にか。
祥太郎からコソッ、とパスを貰っていたらしく。
今回は祥太郎のチームの特別席みたいな所へ入れた。
「へえー、こんな所もあるんだね」
そう話していたら。
チーム監督の池田さんがやって来た。
「今回、残念だったね」
あたしを見るなり、池田さんは呟いた。
「でも、また来年がありますから」
「うん、そうだね」
池田さんはそう言うとあたしの頭を撫でた。
「むっちゃん〜!」
後ろからあまり聞きたくない声が聞こえる。
「久しぶり〜!!」
振り返ると、池田さんの息子、智道が嬉しそうにやって来る。
…来なくていいから。
パパはいつの間にか。
祥太郎からコソッ、とパスを貰っていたらしく。
今回は祥太郎のチームの特別席みたいな所へ入れた。
「へえー、こんな所もあるんだね」
そう話していたら。
チーム監督の池田さんがやって来た。
「今回、残念だったね」
あたしを見るなり、池田さんは呟いた。
「でも、また来年がありますから」
「うん、そうだね」
池田さんはそう言うとあたしの頭を撫でた。
「むっちゃん〜!」
後ろからあまり聞きたくない声が聞こえる。
「久しぶり〜!!」
振り返ると、池田さんの息子、智道が嬉しそうにやって来る。
…来なくていいから。