この想いを君に…
「…悠斗、本当にごめんね」

あたしは悠斗の胸に顔を埋める。

微妙に伝わってくる体温が酷いくらい優しくて。

この感覚はパパに抱きしめられた時と同じで。



「帰りたい」



自分でも勝手だと思う。

悠斗を呼び出しておいて、連れ回してこれはないと思うけど。



パパに会いたくなった。
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