先生と私。


冬休み。
外は雪。
お母さんには友達と遊びに行ってくると言って先生と遊びに行く。
先生と私が付き合っているのがばれちゃったらお母さん怒るだろうな。



「幸穂おはよ。
寒いな~。」
「はい。」
「今日は一段とかわいいな。」
「えっ…?いつもと一緒ですよ。」



その日は先生の車でドライブ。
「あったか~い。」
「寒いやろと思っていれといた。」
「ありがとう。
先生の車乗るの久しぶり。なんだか少し緊張する…。」
「そうやな…。
まだそんなこと言うてるんか?
俺と幸穂は付き合ってるんやし緊張とかせんと楽にしてたらいいんやで。」
「ごめん先生。」
「それと…敬語じゃなくてタメでいいでな。でも無理せんで幸穂が話やすいように話してくれたらいいからな。」
「はい。」
< 307 / 450 >

この作品をシェア

pagetop