学校の怪談
真由ちゃんも泣いている。
【先生、いいの。先生が悪いんじゃない。先生の事は優しくて大好きだったよ】

「長渕君、小原君、真由ちゃんは何て?」
「先生は悪くない、先生の事は大好きだったよって…」
「…本当に?真由ちゃん、ごめんね…」
先生は泣き出した。

「真由ちゃん、先生との事覚えてたんだ。」【今、フッとよみがえった。温かい思い出がね。】


先生は落ち着いたら、すぐに地図を書いてくれた。
「今居るかわからないけど、七年前はここに住んでたわ。」
俺達は先生にお礼を言った。
「よしっ!真由ちゃん行こう!」

ここからが本番だ。
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