僕は彼女の事を二度愛していた
また、聞こえてきた。
さっき、望が歌っていた。あの歌だ。
「な、なんで歌が聞こえてくるんだ。」
気がつくと、時計の針は二時を過ぎている。
「ゆ、幽霊・・・?」
テレビなんかの情報を鵜呑みにすれば、望が幽霊になって出て来ても、おかしくない時間だ。
また、怖くなった。
たまらない。
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