勝利の女神になりたいのッ!~第1部~
恥ずかしい!!
寝惚けてたよね?
左近さんに思いっきり「お父さん」なんて言っちゃった。
焦って起き上がる私を不思議そうに覗き込む左近さん。
「?.....」
どうしちゃったのかな?
お父さんと間違えちゃったこと、もしかして怒ってる?
焦りで背中がヒヤヒヤと寒くなった。
なのに額や手には汗が噴出している。
「紫衣か?」
疑うような左近さんの瞳。
「はい。」
どうしちゃったの?
「お前、本当に紫衣なのか?」
「はい。」
「お前の年齢は?」
「18歳です。」
私の年齢を聞いた左近さんは目を大きく見開いたんだ。
本当にどうしちゃったの?