男×男!?




「晴仁様も、とても素晴らしい方です。」

「「……。」」

「知的で優秀、すでに企業の拡大もいくつも実現なされて、最近では海外への拡大へも挑戦なされて、いつも勉強なされて、いつも一歩前に進もうと努力なされていらっしゃる素晴らしい方です。」


そぅ、洋和くんは小さな笑顔で言った。

でも――…


「「んな事訊いてんじゃぁねぇよ」」





「知的?企業の拡大?そんなの違げぇよ」

「あたしは友達としてあの人はどうなの?って訊いただけ。別にそんなデータ必要じゃ無い。」


「つーかその答え…。辛く聞える。」

「確かに…」


「晴仁さん…厳しい?」

「いえ…自分をとても利用してくださって、とても幸せです」


「「……。」」




やっぱりこぅゆぅ所にずっといると、こぅゆぅ風になっちゃうのかな…。

別に否定はしてないけど、何だか…寂しいよ。



「もし、晴仁さんが洋和くんに頼みごとしなくなったらどう?」

「…………とても…とても哀しいです」

「そっか!!だよな!!だったらいいんだよ!!」

って明るく言う肇。


あたしは、自分もそぅなんじゃないのかなって…思った。

サクラやエリ、由羅と綾香…。

無理、させてたのかな……。

頼るのが悪い気がしてたんだ。

図々しいとか、そんな風に思ってたんだ。

だから頼らなかったんだ。

それが、傷つけてたのかな…?




< 360 / 470 >

この作品をシェア

pagetop