男×男!?
「終わりました」
「ぁ、じゃぁ…お願いね…」
「はい」
洋和くんは、何だか…『忠実』だ。
何一つ嫌な顔しない。
でも、それがロボットみたいであたしは何だか好きにはなれない。
でも、好きでやってるんだったらあたしはその人の前では否定しないし、辞めさせようなんて絶対にしない。
洋和くんはあたしと何歳も離れてない気がする。
たぶん…1つ2つぐらい。
でも、あたしや肇、竜喜よりちゃんとしている男の子だ。
たぶん、小さいときからいろんな物を習わされていたんじゃないのかな…。
だから洋和くんは何でもできるんだ。
嫌そうな顔をしないで…。
しばらくしてあたしの治療は終わった。
「ありがとうね」
「いえ」
「洋和」
突然入って来たのは神楽の兄貴だ。
「はい。」
さっきまでイスに座ってあたしの手当てをしてくれていたのに、神楽の兄貴が入って呼んだ瞬間に素早く立ち上がった。
「ここはもぅ篠原と河本が来るからいい。洋和は俺と一緒に親父の所行くぞ」
「はい。」
そぅ言ってあたし達にお辞儀をして神楽の兄貴と部屋を出て行った。
「…。」
「…。」
「いい子だったよね」
「確かになっ!!」