男×男!?




「アイツは…?」

「アイツ、…とは?」

「晴仁と国明。」

「晴仁様は自分にここを任せて自室へ戻られました。国明様は四国支部へ視察に行かれました」

「そ、」


興味無いけどね。
さっき訊いたのもなんとなくだし。
ってか会いたくないか。
…かな。





窓の外から満月の光が入ってきて、優しい光が俺のベットの上を照らしていた。


「なぁ…頼むよ…。」

「………。」

「元担当のよしみで…」

「元担当って何年前の話ですか」

「4年前…だね」

「4年ですよ…?」

「……。」

「僕はっ……4年もあなたを待っていました…っ。」

「………。」



目の前には、顔を伏せて歯を食いしばっている洋和がいる。

いつも…ってか最近かな?

最近の凍ったような洋和が、俺の目の前で表情を出している。



「………。」


「4年は……長かったです……っ…」

「………ぅん…。」

「長くて、…っ長くて…っ、辛かったですっ…」

「………ぅん…。」

「………。」



「……………何も言わずに出て行って悪かった。」


「……………はぃ…。」




< 376 / 470 >

この作品をシェア

pagetop