男×男!?
何も言わなかったのは悪かった。
本当に悪かったと思っている。
目の前で震えている洋和を見たら、胸が痛かった。
洋和は、昔からの専門執事だった。
執事としてまだまだな頃からずっと一緒だった。
俺しか知らない洋和もいたし、
洋和しか知らない俺もいた。
そんな関係だった。
ずっと一緒にいて、執事ってか幼馴染に近かい。
そんな日常だったんだ。
でも、俺は洋和以外の人間が本当に嫌いで、俺はここから逃げ出した。
俺が逃げてから洋和は出世した。
俺の専門をしていたのは歳が近かったからだけだ。
本来なら専門もできないクラスだったのにその理由だけで洋和は俺の専門執事になっていた。
洋和は出世して、後継ぎの晴仁の専門執事になったいた。
その事を知ったのは、2年前に変な理由で呼ばれたとき。
髪型もあのころをあまり変わっていない、
顔も、目も、声も、仕草も―――……
変わっていなかったのに表情がなくなっていた。
俺は晴仁に心の中で怒っていた。
ここを出た俺に、何の権限もないからだ。
俺は、本当に無力だ。