男×男!?
ギシッ
ん……??
『ギシッ』??
何だか急に布団を捲られて寒い。
その後に首筋に触れられた感覚があって、
ビクッと反応してしまった。
「悠ちゃん、
起きてるんでしょ?」
耳元で笑みを含んだ声で言われて
一気に顔が赤くなった。
「悠ちゃん」
今度は頬を撫でられながら呼ばれて、
くすぐったくて苦しくて、
そーっと眼を開けると
目の前には微笑んだ神楽が目の前にいて、
嬉しそうな顔をしている神楽を見たら
もの凄く恥かしい。
「~~ッッ///」
「そんなに離れたくなかった??」
分かってるみたいに
自信満々で言ってる神楽。
この眼をしてる神楽はヤバイぞ;;
「そんな黙ってないで何か言えば?」
「……黙れ///」
「黙れないね」
「うざいぞ」
「相変わらず酷いなぁ」
「っ/// 何触ってんだよ変態ッッ///」
「どこだろうね」
「足だよ足っ///
触るな変態っ///」
「変態変態って、悠ちゃんはどーなの?
さっき布団の中であんな―――」
「ぎゃぁああぁぁあぁああ!!!!」
「そんな騒いだらだめでしょー♪」
「ぅンッ!?」
楽しそうな笑顔の次の瞬間には
あたしは神楽とキスをしていて、
黙り込むとキスは終わって、
勝ち誇った笑顔を見せた。