男×男!?
「誕生日祝ってくれるの初めてだし。
それに悠ちゃんからこんな事されて
嬉しくない訳ないじゃん」
「――…!!」
何だか凄い事言われた気がする。
固まっていた腕を下ろして、
神楽を見た。
「……?」
「ならあたしが毎年神楽の誕生日祝う。
毎年この日だけは絶対ご飯作る。
出来るだけ美味く作れるように努力するし、
ケーキも作れるようになる。
全然神楽の料理より不味いけど頑張って作る。
あたしが毎年祝うよ。」
「…………。」
「…………、…神楽…?」
震える声を、
出来るだけはっきり言ったつもり。
「………何だか、
告白されたみたい(笑)」
「なっ///
そ、そんなつもりで言ったんじゃない!!」
「分かってるよ。
でも―――…」
神楽は席を立ってあたしの横に来て、
しゃがみこんで下からあたしを見上げた。
それから神楽はあたしを
ゆるりと抱き締めた。
「されるより、するほうが好きだな」
「―――…??」