花火
それから暫く、二人もくもくとワインを飲み続けた。瓶が空になると、どちらからともなくビールを取りに行った。
「なんか変ね、ワインの後にビールを飲むなんて」
少し酔ってきたのか、頬を赤らめながら曖昧に笑って言った。
「今日、俺が誰かと一緒に過ごしてたらどうした?彼女とか友人と」
貴美の話は無視して、質問した。
「そうね、そんなこと考えてもみななかった。でも、他の女性と一緒にいたとしたら、プレゼントは家に持ち帰って一人で飲んだかな。友人は絶対にないわね。自分で言ってたじゃない?誕生日とか、クリスマスを男同士で過ごすくらいなら、一人高い酒を買って飲んでいる方がましだって」
図星でしょ?目はそう言っていた。
「なんか変ね、ワインの後にビールを飲むなんて」
少し酔ってきたのか、頬を赤らめながら曖昧に笑って言った。
「今日、俺が誰かと一緒に過ごしてたらどうした?彼女とか友人と」
貴美の話は無視して、質問した。
「そうね、そんなこと考えてもみななかった。でも、他の女性と一緒にいたとしたら、プレゼントは家に持ち帰って一人で飲んだかな。友人は絶対にないわね。自分で言ってたじゃない?誕生日とか、クリスマスを男同士で過ごすくらいなら、一人高い酒を買って飲んでいる方がましだって」
図星でしょ?目はそう言っていた。