花火
「すみません。今度引越しをするので、ダンボールを貰って行っていいですか?」
店の裏側で、せっせと在庫の確認をしている三十代の男性職員に聞いた。
「いいですよ。好きなのを持って行って下さい」
礼をいい、目ぼしいダンボールを探しだした。
「野菜や果物のダンボールよりね、ティッシュやオムツのダンボールの方が頑丈だよ」
そう言って、頑丈なそれを一緒に探してくれた。両手一杯のダンボールを抱え、もう一度礼を言って立ち去ろうとすると、背後から声をかけられた。
「今までひいきにしてくれてありがとうね」
振り返ると、満面の笑みを浮かべてその店員は立っていた。ありがとうございました。そう言って腰を深く曲げると、一筋の涙がこぼれそうになった。
店の裏側で、せっせと在庫の確認をしている三十代の男性職員に聞いた。
「いいですよ。好きなのを持って行って下さい」
礼をいい、目ぼしいダンボールを探しだした。
「野菜や果物のダンボールよりね、ティッシュやオムツのダンボールの方が頑丈だよ」
そう言って、頑丈なそれを一緒に探してくれた。両手一杯のダンボールを抱え、もう一度礼を言って立ち去ろうとすると、背後から声をかけられた。
「今までひいきにしてくれてありがとうね」
振り返ると、満面の笑みを浮かべてその店員は立っていた。ありがとうございました。そう言って腰を深く曲げると、一筋の涙がこぼれそうになった。