神威異伝





朝独特の静寂に包まれる白月村。



もちろん早朝の為、村人は一人も家から出ておらず十夜は一人で村を歩いた。



数十分もしない内に、十夜は市場に到着した。





四日前の嘉緑達との戦いの影響で、所々がまだ壊れたままだった。


その中でも目立つ、家に開いた大穴は十夜が嘉緑に吹き飛ばされた時のものである。




その時の事を思い出したのか…十夜は苦虫を噛み潰したような顔になりながらも、出入口に早足で向かった。




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