じゃあ、死ねば?彼目線
拒絶すると思ってた・・・・・

抵抗してくれると・・・・・

『やめてよ』

そう言って

手を振り払って

くれると

俺は・・・・

思ってた

それを望んでた

なのに

彼女は

少し苦しそうな顔をするだけ・・・・

・・・・・っんで抵抗しねぇんだよ

俺に殺されたいのかよ・・・・・・・

どんどんしまっていく首

彼女は

まるで

それを望むかのように

早く殺してくれと

言わんばかりに

俺を急かす・・・・・・

・・・・なぜ?

・・・・・・・・なぜ・・・・・・?

狂おしい想いが、

問うても見つからない

答えが

もどかしくて

心を

引き裂く。


視界が揺らぐ

限界だった・・・・

ぽたっ

彼女の頬を

俺の涙が

汚す・・・・

俺の涙にきづいて

初めて

彼女の瞳が揺れるのが

分かった・・・。
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