コンビニラブ
「その客が来ると、棚出しとかしてても途中で止めて、レジに入るんすよ。」

「…」

「しかも、その客も伸治くん狙いなのかなぁ?絶対、伸治くんの方に並ぶんすから!あれは間違いないっすよ!」

「あなたが嫌われてるだけじゃなくて?」

「あ〜!そーキタ?」

「だって、」

「じゃあ、もーひとつ!その女、ここの住民っぽいっすよ!」

「え?」

「だって、袋使わずに、そのままもってくから!」

「…」


由衣の身体は、細かく震えていた。


「え?あ、ちょっと!」


そして、何も買わずに外へ出ると、
傘も持たずに歩きだし、

そうかと思えば、
すぐに立ち止まって振り返り、
マンションの前まで戻ってきた。


そして、伸治の部屋番号を押してみるが…

やはり、まだ帰ってないため、返事はない。

すると、

次には、吉野の番号を押すのだった。


「はい?」

「あたし!」

「え?」

「ちょっと、聞きたいことがあるんだけど!」

「あー!え?いまぁ?」

「開けて!上がってくから!」

「…他に誰かいる?」

「いないから!」

「じゃあ、急いで!」


さてと…どーする…?どーなる…?
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