いちごみるく
思わずうっとりしてしまう。


さっきはぼーっとしていたから、窓の外を見ていたのに夜景に気づいていなかった。



「綺麗っしょ?」


そう言ってはる君は私にニッコリ笑ってくれた。



「こんなロマンチックなことするキャラでもないんだけどさ...。今日は特別かな?」


はる君は照れ笑いをしてから、


「まぁ...俺も一応芸能人だから堂々と街中とかは歩けないしね...。」


と申し訳なさそうに言った。



この場所は、車の免許を取ったばかりの頃に見つけたらしい。


初めて車で山を登ったのがこの山で、休憩場所がこの場所だったんだって。


いつのまにか車の中で眠っちゃってたらしく、起きたら夜で、目の前がこんな綺麗な夜景だったんだって。
< 38 / 135 >

この作品をシェア

pagetop